2007年7月29日日曜日

きょう厚別で鳥栖戦

 サッカーJ2の第31節第1日は28日、各地で5試合を行い、首位の札幌は午後4時から札幌厚別公園競技場で9位の鳥栖と対戦する。同節は首位に勝ち点1差で迫る京都の試合がないだけに、札幌はしっかり勝ち点3を挙げてリードを広げる構えだ。  このカード2戦2勝の札幌だが、今度は苦戦も予想される。札幌は前節から中2日で試合に臨むとあって、イレブンには疲労感がうかがえる。一方、鳥栖は前節試合がなく、コンディションは上々。さらに、高さと強さを併せ持つFW金信泳をC大阪から獲得し、攻撃に厚みを増して札幌からの今季初勝利を目指す。  ここまで鳥栖には無失点の札幌だが、一層の注意深い守備が求められる。攻撃では、いつも通りにカウンターやセットプレーが鍵を握ることになりそうだ。前節、そろって得点したダビと中山両FWの勢いにも期待したい。  札幌にとっては、ホーム連続負けなしのチーム記録「14」の更新も懸かる試合。三浦監督は「選手に疲労は残っているだろうが、勝利を目指すだけ。言い訳せずにやるしかない」と、あくまでも勝ち点3獲得にこだわりを見せた。  札幌は試合前日の27日、宮の沢白い恋人サッカー場(札幌市西区)で最終調整。選手の疲労を考慮し、セットプレーの守備を確認するだけの軽めの内容だった。先発布陣は前節と同じ見込み。

(北海道新聞より引用)

2007年7月21日土曜日

アートな天井 札幌ジャズフェス ドーム会場に投映

 札幌市内で二十一日開幕するジャズフェスティバル「サッポロ・シティ・ジャズ」(実行委員会主催)の会場になるドーム形テント(中央区中島公園)で十八日夜、演奏を盛り上げる映像の試験投映が行われた。半球形の天井一面に幾何学模様などの映像が映し出されると、テント内部は幻想的な雰囲気に包まれた。
 テントは「ホワイトロック」と呼ばれるアメリカ製。直径二十七メートル、高さ十四メートルで、約四百五十人の聴衆を収容できる。
 映像は石川県小松市の人気映像作家長谷川章さんの作品。試験投映では、色とりどりのモザイクや流体のような映像が次々に投射され、関係者は“満天”に広がる幻想的な風景に圧倒されていた。テントは半透明で、外を歩く人も映像を楽しめる。
 実行委は「一流アーティストの演奏と、映像を楽しんでほしい」と話している。
 シティ・ジャズは八月五日までだが、ホワイトロックを会場とする「ホワイトロック・ミュージック・テント・ライブ」は同四日まで。
 チケット購入などの問い合わせは、実行委(電)011・592・4125へ。

(北海道新聞より引用)