2009年2月21日土曜日
淫望の街
「動いて、一馬さん。あなたも気持ちよくなって」 下から麗子が腰を突きあげてきた。ふとももの地肌と、ストッキングに包まれた部分が同時に腰に当たり、不思議な快感を覚えた。ストッキングの感覚も、地肌に負けず劣らずすばらしい。 私がゆっくりと腰を使いだすと、麗子は甲高い喜悦の声を放ちはじめた。先ほど指がした行為を、今度はペニスがしていることになる。肉洞の天井部分にあるざらつきを亀頭がこするたびに、麗子の体に小刻みな震えが走る。 「ああ、どうしましょう。またいっちゃうわ。一馬さん、あたし、もう」 「俺だって同じだ。奥さんの体、ううっ、よすぎる」 肉洞の締めつけ微妙なうごめきが、私を絶頂に押しあげつつあった。刻一刻と射精の瞬間が迫ってくる。本能のおもむくままに、私は腰を使った。麗子の声の調子がいちだんと高くなる。 「ああっ、いっちゃう。一馬さん、あたし」 ベッドから腰を浮かした麗子の全身が、がくがくと大きく揺れた。
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