2008年3月10日月曜日

「まずはJ1残留を」 札幌でトークショー

六季ぶりにサッカーJリーグ1部(J1)に復帰を果たし、札幌初戦を十五日に控えるコンサドーレ札幌の選手十一人が九日、札幌市中央区のサッポロファクトリーで、ファンとトークショーで交流した。会場につめかけた約五百人のファンを前に、選手は「久しぶりのJ1はいいです。一年間、応援よろしくお願いします」と力強くあいさつした。  前日の八日、茨城・カシマスタジアムで開かれた鹿島アントラーズとの開幕戦(0-4で敗戦)に出場した佐藤優也選手や中山元気選手らが、スーツ姿で舞台上に並んだ。  司会者が「サポーターの皆さんに一言」と促すと、佐藤選手は「最初の試合に、札幌から応援に来てくれて、本当に力になりました」と挨拶。平岡康裕選手は「昨日は残念でしたが(十五日の)ホームで全力で闘って勝ちます」と力をこめた。  サッポロファクトリーの会場には、用意された椅子に座りきれず、上の階から乗り出して声援を送るファンの姿も。  会場の最前列に座った三笠市の主婦富樫康子さん(50)は「コンサドーレは一所懸命に試合するところが好き。経営問題が不安なので、サポーター持株会の株も買い増ししました。今季はまず、J1に残るよう応援したい」と話していた

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